KAT-TUN LIVE TOUR 2022 Honeyを愛しきりたい

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 年度末の忙しさに目をまわしていたら、すっかり春になっていた。
 凍死しないようにしっかり着こんでいた日が遠い昔かと思うくらい、最近は暖かい。
 あったかいなー
 なんなら歩くと汗ばむくらいだなー
 あ、あれ……?春の陽気に染み込んだこの気持ち……なんだっけ……?
 あ、そうだ。そうだよ……
 もう一度Honeyに入りたい!!!!!!!!!


 花粉症で涙と鼻水を垂れ流す人がいるように、KAT-TUN LIVE TOUR 2022 Honeyを渇望して手先を震わせるオタクがいてもいいじゃないか。
 だって春だから。そういう季節だから。
 
 Honeyは良い。
 
 Honey。ツアータイトルがまず最高。Honeyという1単語から、いろいろと連想できる天才ツアータイトル。
 私が死んだとき、何かひとつだけ棺桶に入れていいのなら、Honeyを抱きしめて三途の川を渡る。それくらいHoneyが好き。愛している。
 
 今回はいとしのHoneyを慈しむため、頑張って文章にしてみます。面白みもなくダラダラと長いだけの文章ですが、大きな愛はあるのです。

 

自己紹介
 2022年4月下旬、わたしは偶然再生したハピライをきっかけに中丸さんに強烈な違和感を覚えた。あのシューイチの子が……?という違和感。これがファーストインパクト。
 で、10ks!がセカンドインパクト。わたし、本当に中丸くんのこと好きになっちゃうんか……?や、やだよ。よりにもよってジャニーズなんて。絶対に!死んでも!いやだ……!(抗い)
 と、無駄な抵抗をしようとしているくせにTwitterでは「中丸くんやばいですかわいいかっこいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいぴえんぴえん」と呟く矛盾。案の定hyphenさん特有の囲いを受け、Honeyがちょうどツアー中であることを知る。

↑これは赤ちゃんの喃語と同じ。かわいいね。

たくさんのオタクに囲まれているね。びっくりしたね。

 

 いろいろあり、私が実際に入ったのは福井1公演と福岡1公演だった。
 はじめて行ったライブがHoneyなら、そりゃあどんな内容でも思い出補正ガンガンにされてHoney贔屓になるだろ、と思われるでしょう。
 産まれたばかりの雛が初めて動くもの見て、それを親と刷り込まれるように。私が初めて見たライブ 、Honeyを親だと思い込んでいるのは事実である。
 でも、それでいいじゃないか。色んなアーティスト・アイドルのライブがある中で、私はHoneyを刷り込まれてよかったなぁ、幸せ者だなぁと思っているのだから。

 

 そんな私のHoney歴をさらっと済ませたところで本題です。
 なぜHoneyが特段好きなのか、考えてみます。

 

1. Honeyの線の美しさ
 UNIONのシクセンで中丸さんが強そうすぎて大好きとか、10ks!のⅮモの花道が最高とか、9uarterの春夏秋冬の田口くんが王子様すぎてエグいくらい刺さるとか。基本的に私のオタク感情のボルテージは「点」で上昇することが多い。
 けれどHoneyは違う。Honeyは「線」として見入ってしまう。
 【ここは読み飛ばしてください。時間の無駄です】Overtureが終わり、蜂さんドローンが客の視線をメンステに集中させてはじまるASNY。KAT-TUNにとっての王道を捨てた1曲目に魅了されたところで、モニターにHoneyのタイトルどぉーん!!うわーー!!ライブが始まるぞ!!と実感が湧いてからのWJGH。特攻、HBB、照明、どこを見てもTHE KAT-TUN。濃縮しまくったKAT-TUN。大好き。最高。そして怒涛のRoar、In Fact、ゴアヘという、3人それぞれのドラマ主題歌が続く。ゴアへではKAT-TUNさんからのご挨拶。クソ野郎が聞けて嬉しい。これを聞くためにライブに来ている。womanizerではこれまたおしゃれに女を口説き落とし、ダンサーさんのダンスパートが始まる(これがまためっちゃいい)(女性ダンサーさんがいるからこその華やかさがある)(あとGOLDアレンジなのもすごくいい)センステでダンサーさんが蜂の巣のように集まり、中心から再び蜂さんドローンが飛ぶ。バクステにて蜂さんドローンがKAT-TUN3人に変身してEUPHORIA。こんなにもおしゃれでスマートな視線誘導がありますか?毎回EUPHORIAまでが体感秒すぎてびっくりする。
 
 Honeyはどこが好きとかそういう次元じゃない。流れのすべてが好きだ。
 
 ブロックごとにテーマを掲げていないという点が、Honeyを線として見れる要因かなと思う。9uarterは「Japanesque」「ROCK」「Digital」「Shuffle」の4つのブロックで構成していたり、Fantasiaでは「plant」「mirror」「soil」を意識させるブロックがあったり。KAT-TUNのライブは1ブロックにぱっきりとした特徴やテーマを持たせる演出が多いなと感じている。一部分にテーマを設けることで、そのテーマを表現するために演出が独創的になる面白さはもちろん好きだ。
 が、はじめからアンコールまで途切れない、ひと続きの美しいグラデーションのようなHoneyが、私には特段と魅力的に見える。大きなひとつの塊としてすべてが美しい。
 
 ソロ曲が3連続ではなく、バラバラに散らされたセトリになっていることも影響していると思う。いつも通り、個性大大大爆発なソロを3連発で見て、脳が焼かれるのも楽しい。
 けれどソロ曲が連続しないことで、全ての曲がHoneyのセトリに馴染んでいる。ソロコーナーが来たなあ、という意識が生まれないままHoneyに没入しきってしまい、いつの間にか退場の時間になっている。幻術みたいなセトリだ。
 
2.声出し禁止の環境
 言い尽くされたことだけれど、声出し禁止だからこそのセトリですよね。ASNYを頭に、しかもフルでやる英断。
 うんうん、わかるわかる。声出し禁止だからこそ生まれた良さ、生まれたセトリ。めっちゃいい。
 けれど、それとは別のところでも声出し禁止のありがたさを感じている。ムーンショットだ。
 ここからは完全に私個人の嗜好の話になるが、声出し禁止でのムーンショットが好きだ。
 ソロ曲終わりには大抵、歓声が上がる。「なかまるくーん!」「ゆっちー!」「かわいいー!」みたいな。それがない環境でムーンショットを浴びることができて、私は嬉しかった。
 歓声が嫌いなわけではない。むしろ好きな方だ。歓声が上がれば、現場にいるなぁと実感できて楽しい。私自身は防振地蔵なので、声を出して会場の熱量あげてくれるタイプの方がいらっしゃるのは本当にありがたい。
 じゃあなんで声出し禁止でのムーンショットが嬉しかったのか。
 ひとことで言えば、圧倒的支配者であり教祖である中丸さんを前にして、なす術なく、ただただ静かに隷従を受け入れるしかない状況に興奮した。
 会場のすべての人間は中丸さんの支配に対して抵抗もできず、入信するしかないんです。この状況すごくないですか???????この件に関しては私マジで早口です。いま唾飛ばして喋っています。入信入信入信入信入信入信入信入信入信入信入信入信。決断しろ。人類には「はい」か「Yes」しか手札がありませんが。決断しなさい。
 こうして自分の萌え(死語すぎる)ポイントを文章にしたことで思い出したのは、私はシチュエーション萌えで狂いたいタイプのオタクだったなということです。ムンショはシチュエーション萌えに有効だと、ここに仮説をたてておこう。

 

 声出しとは別ですけど、トロッコにアクリル板を設置したことで観測できた亀梨和也(最高アイドル)の魅力もありましたね。アクリル板でさえ自分の魅力を引き出すための道具にしてしまう亀梨くん、流石すぎます。

 

 では、せっかくなので1曲1曲好きなところでもあげていきます。

 

Overture
 曲じゃないですけどね。御三方のキャラ立ちが半端ないんだもん。オタクっていうのは、公式からどストレートに解釈を投げられると泣いて喜んじゃう生態なんだよ。
 KAT-TUNのオタクってメンバーの個性が尖りまくっているほど好きというか、沸きがちだと思う。
 別ジャンルの話で申し訳ないですが、柳原可奈子とマツコが、とあるアイドルグループを「他のグループが円陣を組んでみんなで内を見ているとして、●●は円陣も組まずに各々が好きな方向を向いてます!って雰囲気が良い(うろ覚え)」と表現していた。
 KAT-TUNもメンバー全員、視座が全く違いそうだなと思う。どのメンバーの視座が良い・悪いという優劣ではなく、全員バラバラだからこそ生み出される奇跡みたいな強さ・美しさがある。
 話は逸れるが、何カツンの首脳会議なんて最高解釈最高コンセプトだった。そうなの、3人がそれぞれ別の国を背負っているの。これが首脳じゃなくて海賊だとしても一緒。みんな船に乗っているけれど、それは同じ船ではない気がするの。
 いやー、Overtureを何回見ても最強御三家にしか見えない。オーキド博士の「ここに三匹のポケモンがおるじゃろ?この中から一匹だけ選ぶんじゃ」が聞こえてくるもん。

 

 1.Ain’t Seen Nothing Yet
 1曲目でこれ……これ…………しかもフル………この思い切った舵切りが大天才すぎる。
 今では叶わぬ夢を言います。もっと早くオタクデビューして、セトリ予想を頭に浮かべながら初日入って、1曲目ASNYの衝撃を感じたかった。外部ダンサー・女性ダンサー参加の衝撃も体験したかった……。この夢は叶わない……絶望……。
 こういう願望を抱いてしまうくらい、今までの魅せ方と180度違う。その感動。新大陸を発見した先人の気持ちに近いかもしれない。
 メンカラハニカム機構も良い……メンカラがブルー・ピンク・パープルの3色じゃなかったら、こんなにも雰囲気が出なかったろうなという点も含めて良い。


2.We Just Go Hard feat. AK-69
 新しい方向性に挑んだASNYが終わって、2曲目にWJGHを置く判断。
 こんな言い方したらWJGHを純粋に愛してる人から大顰蹙を買うでしょうが、覚悟の上で言うと、WJGHがあることでトップのASNYの魅力が倍増していると勝手に思っている。
 新しいことに挑めば、以前との違いに寂しさが生じてしまうのは自然なこと。けれど、Honeyに寂しさ・物足りなさは感じない。それは、WJGHが実家の母のように炎と爆発音を用意してぶち上げてくれたからではないか。
 反対に、ASNYの次にWJGHがあることで感情曲線(中丸さんの言葉をお借りします)の振り幅が大きくなり、WJGHの攻撃力がより高く感じる。
 あと上田くんのマントに目を奪われるタイムでもありますね。

 

3.Roar
 上田くんのマントが芸術品。
 「答えのない旅路へのrunning」の亀梨くんの歌い方ちょっとアウトじゃないですか?「ングぅ……」の吐息どうしてそんな湿度なんですか?すごいんですけど。母音だけで𝐒𝐞𝐱𝐲 を操れるアイドル亀梨和也様。これは国の宝だ。


4.In Fact
 ねーーーーーーー‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️Roarからやばい中丸雄一がIn Factで大暴れしすぎてる‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️
 Roarでは中丸さんについて話せなかったけど(好きすぎて文字に起こすのが小っ恥ずかしくなってきた)流石に無視できない。
 怖い格好いいすごいメロメロ格好いい強いずるいずるいずるいずるいずるいずるい……だれか中丸さんのこと止めて……。嘘です。踊っていてください。
 ずっとやばいし何もかもぶっ壊れちゃってるんだけど、In Fact終わりの中丸さんのポーズ?立ち姿?大好き大好き大好き大好き大好き大好き。不穏すぎない?なんて言えばいいのあれ。気怠そうな中丸さんってなんであんなに怖いの。怖いです。ありがとうございます。怖い中丸さんが結局一番効く。


5.GO AHEAD
 KAT-TUNさんが挨拶してくれる喜びを噛み締めている。ありがたい。
 上田くんのご挨拶。これ必要不可欠。いらっしゃいませクソ野郎ども〜!がないライブは多分KAT-TUNのライブにならない。ケミカルX的ななにか。


6.Womanizer
 みんな好きでしょ。
 冒頭上田君の「Ah……(サングラスOFFと共に)」がありがたすぎる。生きます。
 中丸さんがクラクラしちゃうねって、そんな、はわわわわわわ。
 畳みかけるように亀梨くんの「○○(開催地)Honey」で陥落。
 私は地球最後の恋だと思っているのに、明日になったらKAT-TUNさんは違う女を誑し込んでるんだ……ううっ……。

 Womanizerからダンサーさんパートへのつなぎ方が好きだ。ここは男性ダンサーさんと女性ダンサーさんの両者がいることで生まれる華やかさを贅沢に噛みしめる。GOLDインストを自然に組み込ませた音楽チームには脱帽です。KAT-TUNさんの音楽チーム最高だよ。ありがとうございます。次回シングル・アルバムも期待して待っています。

 

7.EUPHORIA
 3匹の蜂さんドローンがKAT-TUNさんになって始まるEUPHORIA 。視線誘導がおしゃれでスマート。
 中丸さんがバチゴリ踊っていて嬉しい。バクステ入りたかった。


8.Born Free
 ドローンカメラの演出が良い。
 ドローン視点の映像を差し込むことで、感染対策による距離の遠さを相殺している気がする。
 中二病思考を隠さず言うと、ドローンが使い魔・式神みたいで嬉しい。


9.Honey on me
 演出で一番好きかもしれない。
 まず亀梨くん。アクリル板でこんなにも情感たっぷりになれるの、圧倒的亀梨和也すぎる。「展開の読めないエピソード」の上がっていくアクリル板を見上げる瞬間の表情がすごい。見てるのアクリル板ですよね???どうしてそんな表情ができるのですか???
 上田くん。上田くんは終始きれいなお姉さんなんだけど、Honey on meの上田くんって一段と麗しい。左手を腰にあてながら歌う姿が好きな仕草なんだけど、それでいて柔らかい表情で歌ってるから……お姉さんみが高い。
中丸さんは「Urban romantics その瞳に映してく」が大好き。いつもその綺麗な横顔に助けられています。
 踊りながら花道をゆくKAT-TUNさんはいつどのライブでも素敵だけど、Honey on meの花道では新しい一面を見た気がする。オラオラと花道をズカズカ闊歩するKAT-TUNさんも大好きだけど、今じゃこんなにもしっとりとした大人の魅力で歩いちゃって……。素敵です。


10.カンタービレ
 マイク一本。上田くんの歌声だけが響く空間が愛おしい。声出し禁止、ありがとうございます。
 雪と桜が舞うという、シンプルな演出だからこそ、ストレートな歌詞が染みる。上田くんの柔らかな微笑は春に抱く希望です。

 

11.Lollipop
 これ初日どんな空気なったの。教えて有識者
 最初見た(もはや浴びたと表現してもいい)時はびっくりしすぎて放心したけど、見れば見るほど好きになった。
 上田くんじゃないとこの演出は成立しないでしょう。上田くんの持つ気品と高貴さ、無垢で潔白な心があるから成立している。他の人が同じ演出でやったところで、ただ下卑たものになってしまいそう。上田くんってすごいし天性のアイドルだしかわいいし美人だしいい人だしありがたい。KAT-TUNに上田くんがいる事実、ありがたすぎる。


12.LIPS
 亀梨くんのリップ音のためです。ありがとうございます。
 初日、最初のレーザーを見て、中丸さんソロだーって勘違いしたオタクが何人いたのかしら。


13.Keep the faith
 セトリ常連曲ですよね。実家の空気を感じます。


14.UNLOCK
 レーザーが馬鹿みたいに焚かれていてうれしい。


15.ハルカナ約束
 みんなかわいいね。上田くんの添い寝がうれしい。

 

MC
 みんなかわいいね。


16.ムーンショット
 入信。冒頭でムンショに関しては語ったので割愛します。入信入信入信入信入信入信入信入信入信入信入信入信入信入信入信入信入信入信。入信、それが人類にとって救済となるのです。入信以外に救いはないのです。ここに頭を垂れるのです。


17.日替わり曲(僕なりの恋/儚い指先/TWO/HONESTY)
 全部好きだ。投票結果センス良すぎでしょ。
 はじめて入ったHoneyは「TWO」でした。亀梨くんの「愛してるよ」が、ね……ね……。


18.SWEET CHAIN
 あまーーーーーーい。
 溺れそうな曲順です。
 これまたはじめて入ったHoneyでの思い出ですみませんが「待ち合わせPM9:00」におっせえよ……と思った記憶です。まあでもKAT-TUNさんなら終電後に待ち合わせでも全然うれしいか。と納得したのが、その5秒後でした。
 そしてメンカラ衣装がよすぎる。何度見ても新鮮に感動する。


19.KISS KISS KISS
 実はフルサイズなんですよね。フォロワーさんと鑑賞会をしているときに言われて、ようやく気が付きました。見惚れて一瞬で終わってしまう。


20.Love Supply
 女性ダンサーさんありがとうございます。本当にありがとうございます。ありがとうございます。
 シルエット演出が美しすぎて、女性ダンサーさんをメインに見ちゃう。


21.夜は空いてる
 歴代亀梨くんソロで一番好きでした。でしたっていうのは「未完成な」を知ってしまい……。未完成ながあまりにも好きで……。でも「夜は空いてる」があるからこそ「未完成な」が輝いている気がする……。
 どうしようもない物哀しさを背負っている亀梨くんってどうしてこう、ぶっ刺さるというか……言葉を選ばずに言えば、性癖どストライクでありがたい……。本当に四兄弟の野球少年だったんか?嘘過ぎるよね?ミルクと砂糖菓子だけ食べてきたんじゃないの?
 こういう質感の亀梨くんが大好きです。期待や希望をひそかに抱くたびに、全て打ち砕かれ、この世のすべてに絶望し、最終的に心を殺してほしい。(ソロ曲に対する願望です。亀梨くん自体は幸せでいてください)


HBB・Rap
 はじめて中丸さんのビートボックスを体験したときは困惑した。
 これは人間から発せられた音なのか?
 音だけでこんなにも振動を感じるのか?
 実際に会場であの振動を知ってしまうと「聞いた」という言葉では不十分に感じてしまう。あれは「体験」だと思う。

 上田くんのラップ。
 WSの切り抜き映像を何度見たことか。中丸さんに歌詞書け言われて急ピッチで書いてくれた上田くん。そういう情報込みでシンメっていいな……になる。
 上田くんのラップって素敵だな、本当にありがたいなと、私はこの先何度思うのでしょう。

 ダンスパートでは、音が【御三家】すぎてこれまたオタクは嬉しいです。ありがとう音楽チーム。どうやってその良すぎるメロディーを決めたんだ。
 上田さんっぽい音ってどうする~?
 えー、とりあえず重めの音っしょ。
 だよねー。じゃあ亀梨さんは?
 あー、そんなんちょっと女性っぽい蠱惑的な音がいいんじゃない?
 うんうん、良いねー、そうしよ。そしたら中丸さんどうする?
 うーむ、中丸さんかぁ……あまりゴテゴテした音にしないでシンプルにしてみる?
 みたいな会議があったのでしょうか。いいないいな。楽しそうだ。

 

22.Prisoner
 ここからの盛り上がり方が規格外。
 爽やかあっさりしたメロディーなのにエロが所狭しと詰まっている。ムビステ移動曲とは思えない。
 中丸さんってなんでこう、背徳感があればあるほど味わいが出るのかね。中丸さんの色気は、受け手が勝手に行間を読んで感じるエロだと個人的に思っている。享受するというより、受け手が都合よく広げていくエロ。(なんの話?)


23.Lily
 演出が神。バクステ席入りたかった。
 目が足りない。上田くんを見る眼球、亀梨くんを見る眼球、中丸さんの顔を見る眼球、中丸さんの指先を見る眼球、3人全体を見る眼球が欲しい。
 曲終わりにマイクスタンドを払い捨てる上田くんが大好き。そうですよね、上田くんが行く道にぼーっと立ったままでいるマイクスタンド、なんて無礼なのでしょうか。


24.Fly like a ROCKET
 ブチ上がってたら一瞬で終わっている。なんで。


25.FIRE STORM
 ブチ上がってたら一瞬で終わっている。なんで。
 上田くんの煽りで熱気がさらに上がる。亀梨くんはバク転するし。中丸さんのがなりで私は崩れ落ちる。
 あと、亀梨くんのマイクの持ち方が大好き。下から支えるみたいな、キセルの武士持ちみたいなやつ。絵になる。


26.STING
 有毒性の極み。毒生物が警告色を纏っているような鮮やかさと不穏な空気が素晴らしい。
 亀梨くんが魔女みたいで最高。ふーっと息をかけたジェスチャーで色のついた炎が高くあがる瞬間、これだけでもう大満足です。


27.CRYSTAL MOMENT
 え!!!???!???!?!もう終わり??!?!??!????!?!??!?え!!?!!!??!!途中何曲か飛ばしてない!!??!!!?終わり???!!!???!!!???
 水の文字を見るたびに櫻井くんを思い出せる。

 

ED
 別名、スタッフさんの雑巾がけを応援する時間。正直、ここが一番声出したかったかもしれない。


28.Real Face#2
 そういえばリアフェまだだった……。Honeyのセトリがよすぎてリアフェを思い出す瞬間がない。


29.Into The Light
 終わりを感じて泣きたくなる。終わらないで……。
 個人的に、これは中丸さんのオタクとして生きていくか……と決心した曲ですね。なんでも福井で目があってお手振りしてもらえた(ということにしている)ので。
 目があった瞬間の、全ての血管が拡張した感覚、心臓が耳元に移動してきたかと思うくらいの煩い鼓動、酩酊したようなふらつく足元。たった一瞬で、アイドルは人をこんなに狂わせるのか。わたしはこの一瞬を忘れないように、大事に抱きしめている。笑ってしまう。アイドルからしたら有象無象の人だかりに手を振っただけなのに。その有象無象のひとりは何年先何十年先も、一瞬を忘れまいと必死に抱えているんだから、アイドルの力はすごい。
 こうして、死んでもならない!と思っていたジャンルのオタクになりました。だって、手ぇ振ってもらっちゃったんだもん。この思い出を死ぬまで抱えていたいって思っちゃったんだもん。そしたらもう、大好きだと全面降伏してオタクになるしかないよねー。陥落陥落。公式うちわ待っててよかった。公式うちわにありがとう。Honeyの中丸さんのうちわかわいくて大好き♡♡♡


30.UPDATE
 この曲すき。
 でも終わりがみえて寂しい。
 ダンサーさんがまた出てきてくれて嬉しい。
 でも終わりがみえて寂しい。
 これもファンサ曲ですよね。今までカンペうちわにファンサをあんまりしてこなかった中丸さんが唐突にファンサするようになって、大慌てでうちわを作り始めた当時のオタクかわいすぎる。私もそれリアタイしたかったな。うちわ作成の流れに乗ってみたかった。


31.Peacefuldays
 録音の歓声を使うの天才。Fantasiaでは声出しできるようになってよかった。

はい、以上!


 Honeyはいいですね。

 衣装やグッズ、福井公演が楽しすぎて東尋坊に身投げしたくなった話もしたかったけれど、これ以上は長くなりすぎるのでここまでにします。
 だらだらと中身のない話でしたが、Honeyはいいんです。

 Honey最高

 

 

 

 

 


 おわりに(またの名を、私の弱く汚いオタク心について)
 今更Honeyのことを書いたのは、ちょうど読んでいた本に「愛はことばでは語れないのではなく、語らなければ存在し得ないのが悲しき所以」とあって、なるほど一理あるなと思ったからです。
 私がこうしてはてブやらTwitterやらで、あれが好き、これが良いと話したくなるのは、自分の中にある愛情を目に見える形にして誰かに見てもらいたいからだ。そうしないと自分の好きが分からなくなりそうで不安だから。(最近は楽しいと思う時間が減って余計に不安)(現場がないGWってこんなに寂しいのね)
 職場には、作間龍斗のオタクがふたり、菊池風磨のオタクがひとり、高木雄也八乙女光のオタクがひとり、渡辺翔太のオタク、松村北斗のオタクがいる。見事にジャニオタだらけ。みんないい人だけど、私はオタクであることを隠し通したい人間なので、なにかジャニーズの話をされても「え〜?メグロくんはSnowManの子ですっけ?😅あれ?SixTONESですっけ?😅」「平成ジャンプ?スクール革命に出てた子しか分かんないです😅」みたいに、のらりくらりと話題を避けている。熱心にHey! Say! JUMP山田くんについて布教されても(曰く、Hey! Say! JUMPの入門編は山田くんの美貌かららしい)、「わぁ、きれいな子だねぇ〜」「これだけ顔が綺麗だとどう撮っても絵画みたいだね〜」と、相手が喜びそうな薄くて浅い相槌を繰り返しながら、頭の中では中丸さんのことしか考えていない。
 でもSNSだと、隠さず思うがまま中丸さんについて話ができる。外で隠している気持ちをSNSに書き込むと、自分の愛が確かにあるものだと実感できる。
 リアルで言えない分、SNSでは「この人は本当に中丸くんのこと好きなんだなぁ」と思われたい。知られたい。承認欲求を満たしたい。
 今回Honeyについて書いたことで、やっぱりHoneyが好きだなぁと自分の愛を確かめられました。嬉しかったです。
  Honey、愛しているよ。